- Home
- 2.放射線ホルミシスとは何か? ー 少量なら有益な放射線
2.放射線ホルミシスとは何か? ー 少量なら有益な放射線
ホルミシス臨床研究会編
「医師も認める!! 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力」監修 川嶋朗 東京有明医療大学教授
「医師も認める!! 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力」監修 川嶋朗 東京有明医療大学教授
低線量(自然放射線の10~100倍程度)の放射線は、人体に有益な作用を及ぼします。
この現象のことを「放射線ホルミシス」といいます。
「ホルミシス(hormesis)」とは、「ある物質を高濃度で、あるいは大量に用いると害をもたらすが、有害にならない程度の濃度、あるいは量を用いると、有益な作用を果たすこと」をあらわす言葉で、「ホルモン」同様、ギリシャ語の「hormaein」(=活性させる、興奮させる)を語源としています。
ホルモンは、ほんの少しの量で、体内のさまざまな機能を活性化させ、人体が正常な状態を維持する上で重要な役割を果たします。
そして放射線もまさに、ホルモンと同じような働きをします。(中略)
人が低線量の放射線を被ばくすることにより、
・体内の抗酸化作用が活性化する。
・DNAの修復能力が高まる。
といった反応が起こり、さまざまな反応が起こり、さまざまな病気の治療や美容効果、老化防止などにおける効果が期待できるのです。
※出典:ホルミシス臨床研究会編「医師も認める‼ 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力」