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11.放射線ホルミシス効果の取り入れ方 - ラドン浴
ホルミシス臨床研究会編
「医師も認める!! 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力」監修 川嶋朗 東京有明医療大学教授
「医師も認める!! 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力」監修 川嶋朗 東京有明医療大学教授
放射線ホルミシスを利用すれば、さまざまな病気の治療や老化防止などにおいて、効果が期待できます。
(中略)
最もオーソドックスな方法としては、まず「ラジウム温泉やラドン温泉など『放射能泉』やの入浴(ラドン浴)」があります。放射線ホルミシスが発見されるずっと前から、放射能泉での温泉治療は行われていました。
昔から「なぜか効能が高い」といわれていた温泉の多くが、実は放射能泉だったのです。日本では、鳥取県の三朝温泉、山梨県の増富温泉、秋田県の玉川温泉などが知られています。
温泉はもともリフレッシュやストレス発散に適しています。また、温泉に浸かって身体を温めると、傷ついた細胞を修復したり、免疫活性を上げたりする作用のある「ヒートショックプロテイン(HSP)」という抗すとれすタンパク質が、細胞のなかに出現します。
ラドン浴には、こうした温浴による効果と放射線ホルミシスによる効果の両方が得られるという、大きなメリットがあるのです。(中略)
ラドン浴は海外でも行われており、オーストリアのバード・ガスタイン村近郊のラドン温泉坑道浴や、アメリカコロラド州ボールダーのウラン採掘跡の行動(ラドンヘルス・マイン)などが有名です。
※出典:ホルミシス臨床研究会編「医師も認める‼ 健康&美容の最新療法 ホルミシスの力」